2011年2月22日火曜日

こぼれ落つる

重ねたくちびるから 吐息と笑みが漏れる

かいなに抱きとめられて頬をうずめた

貴方の存在が全てという錯覚

夜毎に訪れる 強烈な自我の否定を

今夜は貴方が溶かしてくれる

不安すぎてつい 腕時計に目がいく

今日だけはどうか

夜は深くて 夜は長くて

この時間が続けばいいと

ただ願いつつ

朝を待つ


2011/02/21

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